クリスマスプレゼントになるらしい、作品制作の依頼がありました。
ロマンティックな詩ではなく、どちらかというと、エネルギーのある感じです。「立ち上がる」という言葉が繰り返されてリズムができていました。依頼人は珍しくメールでなくて電話をかけてきて、古くさくなく、力強い感じで、と意図を時間をかけて説明して下さいました。
もっとウェイトが重くても良かったのですが、彼女へのプレゼントだし、あまり仰々しくても、と思ったのと、叫びまくっている、というより、静かにでも強く決意を秘めて、という思いも詩から感じられましたので、このくらいのウエイトにしました。
黒で、という希望でしたが、I rise がポイントになっていて、そこを強調してみようと思い、字体を合わせたキャピタルにして、色をテラコッタ的なグラデーションにしました。大体の形を決めてから、PDF を作ってメールで送り、依頼主の承諾を得て、書き始めました。
とても気に入って下さって、また何か頼むかも、と至極好意的なフィードバックを頂いて、ありがたいことでした。ちょっと値切られちゃったんですけどね。
He phoned me up one day to ask me to make a piece for Christmas present to his girlfriend. Text was quite energetic, with repetition of word ‘I rise’. He explained how he wanted to make it, that saved us to emailing back and forwards.
I decided to scripts light but rhythmic, not shout out but strong. He wants text in black but I made ‘I rise’ bits in terracotta coloured as I felt something rising from the solid healthy ground.
I made PDF to show him and after we agreed the layout and colours, started to write.
He loved a piece very much, with one spelling mistake (!) . I'm so glad with the result. Hope his girlfriend would like it, too. Happy Christmas :)
Calligraphy service in London and stone cutting in Cambridge. Creative and beautiful calligraphy and Japanese calligraphy and stone cutting.
12/19/2012
12/18/2012
年末です。
来年のことを言うと鬼が笑いますが、嬉しい予定です。
ロンドンで仲良しになり、その後ベルリンへ越された文字仲間の 聖子さん が、ドイツ、ワイマールのバウハウス大学で講演をされます。その時に一緒に日本のお習字の WS をすることになりました。彼女がオーガナイズしてくれています。有り難い話です。
今までのデモや WS は、子供や字を書かれていない方々を相手にしてきたので、今回、字に興味がある、またはそれを職業にしてらっしゃる方々にどうアプローチしようか、大変楽しみです。教える時に何が難しいと言って、自分が無意識に当たり前にしていることを、整理してやったことない人に伝えないといけないことです。
1月15日にワイマールで、18,19日はベルリンです。
Shoko Mugikura whom I became friend with in London had moved to Berlin, Germany and now she is going to lecture at Bauhaus University in Weimar. And I'm going to do a little workshop of Japanese calligraphy with her! Wicked. Also at the gallery in Berlin, too.
I've never done any workshops to the people who is interested in or working around letters before. Very excited and looking forward to it.
15th Jan in Weimar and 18/19th Jan in Berlin.
来年のことを言うと鬼が笑いますが、嬉しい予定です。
ロンドンで仲良しになり、その後ベルリンへ越された文字仲間の 聖子さん が、ドイツ、ワイマールのバウハウス大学で講演をされます。その時に一緒に日本のお習字の WS をすることになりました。彼女がオーガナイズしてくれています。有り難い話です。
今までのデモや WS は、子供や字を書かれていない方々を相手にしてきたので、今回、字に興味がある、またはそれを職業にしてらっしゃる方々にどうアプローチしようか、大変楽しみです。教える時に何が難しいと言って、自分が無意識に当たり前にしていることを、整理してやったことない人に伝えないといけないことです。
1月15日にワイマールで、18,19日はベルリンです。
Shoko Mugikura whom I became friend with in London had moved to Berlin, Germany and now she is going to lecture at Bauhaus University in Weimar. And I'm going to do a little workshop of Japanese calligraphy with her! Wicked. Also at the gallery in Berlin, too.
I've never done any workshops to the people who is interested in or working around letters before. Very excited and looking forward to it.
15th Jan in Weimar and 18/19th Jan in Berlin.
12/02/2012
Notes from SSI tech+research day - about brush lettering.
It is not how fluently use your brushes. In the end, the letter shape matters most. Sue Hofton gave us a talk about three points she is caring when she uses her brushes.
Consideration, control and confidence.
I think you only can get control and confidence after long time practice and trials with all sorts of brushes, materials.
Consideration is always the most important and difficult in my opinion.
Why do I use brushes for this piece?
Are letter shapes, background, materials, layout and so on suitable to what the text means / how I want to express / purpose for the piece?
Those would make huge differences.
Ann Hechle afterwards threw an interesting questions to us about intention OF the work and FOR the work. How much you stick to your initial intention during the process of making the piece. She didn't say what is right or wrong. Everyone has different attitudes. But I think I know what I would like to pursuit.
SSI の今期のリサーチと技術の日は、筆で字を書くことについてでした。3人のスピーカーの話とデモを見て、改めて感じたのは、結局大事なのは、どのくらい達者に筆が動かせるか、よりも字の形であるということ。でないときれいに見えません。
スー・ホフトンが最後に非常に共感できる話として、彼女が筆を使う時に考えるポイントを挙げていました。考慮、コントロールと自信。
長年、習字をしてきて思うのは、コントロールと自信というのは、自分で身につけるしかない。長いこと、筆を使って、色んな素材や材料を試して、分かることです。
考慮することー
なぜこの作品に筆を使うのか、
この字の形、背景、色、材料、素材、レイアウト、デザインは、書くテキストに合っているか、自分が表したい事に適っているか、この作品に適切か。
先日のケンブリッジの展示会で「?」だったことの答えです。
アン・ヘクルがその後に、ぽっと質問を投げました。作品を仕上げるにあたって、どの程度、最初に自分が意図したことを追求するか。何が正しいかについて、何も彼女は言いませんでした。皆それぞれやり方がある。でも私がどうありたいかは自分で分かっています。
It is not how fluently use your brushes. In the end, the letter shape matters most. Sue Hofton gave us a talk about three points she is caring when she uses her brushes.
Consideration, control and confidence.
I think you only can get control and confidence after long time practice and trials with all sorts of brushes, materials.
Consideration is always the most important and difficult in my opinion.
Why do I use brushes for this piece?
Are letter shapes, background, materials, layout and so on suitable to what the text means / how I want to express / purpose for the piece?
Those would make huge differences.
Ann Hechle afterwards threw an interesting questions to us about intention OF the work and FOR the work. How much you stick to your initial intention during the process of making the piece. She didn't say what is right or wrong. Everyone has different attitudes. But I think I know what I would like to pursuit.
SSI の今期のリサーチと技術の日は、筆で字を書くことについてでした。3人のスピーカーの話とデモを見て、改めて感じたのは、結局大事なのは、どのくらい達者に筆が動かせるか、よりも字の形であるということ。でないときれいに見えません。
スー・ホフトンが最後に非常に共感できる話として、彼女が筆を使う時に考えるポイントを挙げていました。考慮、コントロールと自信。
長年、習字をしてきて思うのは、コントロールと自信というのは、自分で身につけるしかない。長いこと、筆を使って、色んな素材や材料を試して、分かることです。
考慮することー
なぜこの作品に筆を使うのか、
この字の形、背景、色、材料、素材、レイアウト、デザインは、書くテキストに合っているか、自分が表したい事に適っているか、この作品に適切か。
先日のケンブリッジの展示会で「?」だったことの答えです。
アン・ヘクルがその後に、ぽっと質問を投げました。作品を仕上げるにあたって、どの程度、最初に自分が意図したことを追求するか。何が正しいかについて、何も彼女は言いませんでした。皆それぞれやり方がある。でも私がどうありたいかは自分で分かっています。
David Jones の作品が、Wales は Aberystwyth の、National Library of Wales にあり、見学できるということで、車で一時間の村に住んでる友人宅を休暇で訪れたついでに、連れて行ってもらいました。
Cara Wallia derelicta
Pwy yw'r gwr piau'r goron
の二点で、その友人が近所の村のギャラリーで開催されていた小さな展覧会を偶然訪れ、私が好きそうだ、と思って、何も知らずにカードを買って来てプレゼントしてくれたのです。私は彼の作品が大好きですから、大喜びでした。
Aberystwyth は海辺の街で、大きな大学があるので有名です。見学を申し込むのに、まず会員登録をして、、、と手間でしたが、電子メールで問い合わせをしたのに、いっこうに返事なし。電話で問い合わせると、実際に図書館で本物を見るには、その場で申し込みをしろ、との事。行ってみて果たして再びの不都合があったのですが、結果としては見れました。額に入っていました。ガラス越しで、本物の紙を直接見れず、少し残念でしたが、約1時間弱堪能できました。写真は不可。スケッチを少しとりました。
不揃いだし、斜めだし、縦棒全部歪んでるし、色んな E や G が混ざっているし、スペーシングはばらばらだし、書き直してるところはあるし。
ローマで見た、石にふぞろいに稚拙な字を刻んであった石碑類と似て、不完全だけど、魅力がある。
背景は、紙にいったん下地を塗っています。それもスムーズに、でなく、薄い所や、濃い所、色が混ぜてありますが、その混ざり具合もまちまちです。ちょうど、雑に塗った家の壁や、またそれが自然にはげていった感じです。でもこれが、ただの紙に字がそのまま書いてあるだけだったら!全く違うものになっているに違いありません。
カードで見ていた時は、Calla Wallia... の方が好きだったのですが、実物を見ると、Pwy yw'r... の方が圧倒的な迫力がありました。まさに迫ってくる感じです。大きいのにも驚いたのですが、サイズの問題だけでない、見ていると、声が聞こえてきそうな、パワーです。言語が ウェールズ語とラテン語なので、内容が分かりません。でも見ていると、字が踊り出してきそうなスピード感もあります。どきどきしました。
後に売店で、Pwy yw'r... のポスターを買いました。解説が付いていて、それによると、アングルシー地方の詩人、Gruffudd Grug の 言葉で始まり、(ウエールズ語)おミサの終わりに司祭の唱える chant (唱和) で終わるそうです。声が聞こえてきそうな理由が少し分かりました。
ここまで自由に文字を踊らせるのに、どのくらい彼の中で、言葉と、字と、デザインやレイアウトの理解と消化のプロセスがあったのかな、とまだ少しどきどきしながら、夕焼けの海岸を友人と歩きました。
I went to visit my friend on holiday and she took me to Aberystwyth, Wales to see David Jones Art works in National Library of Wales.
She saw them at a small exhibition nearby where she lives, and bought me cards without knowing I'm a big fan of his works!
Aberystwyth is the pretty seaside town with big University. It took a while to get their system to apply viewing - cut long story short, we managed to the reading room with two big frames. It was a bit of shame that I could not see them without glass between me and the actual papers but still. No photo. I did take some sketches.
I knew the lettering would be all wonky, irregular, bad spacing and so on. They always remind me those inscriptions on stones I saw lot in Rome. Another thing was the background. He painted the whole paper to make look like some sort of unfinished painted walls. It would be completely looking different if he drew these letters straight onto plain papers!
I liked Cara Wallia... when I saw these cards my friend game me but I absolutely knocked out by Pwy yw'r... It was really powerful, quite loud as well almost you can hear the singing voice. Speedy too as the letters start dancing out from the frame.
It is by Welsh and Latin so I didn't know what it is about but when I bought a poster later, there are a piece of paper saying, starting with the quote of Gruffudd Grug who was Anglesey Poet of 14c and finished with Latin chant of the priests. I know now where the voices coming from.
I was walking on beach later thinking how much process was there, in his mind, about understanding the words, the lettering, layout etc and made them to dance and sing in his own way. And we enjoyed a beautiful sunset.
Cara Wallia derelicta
Pwy yw'r gwr piau'r goron
の二点で、その友人が近所の村のギャラリーで開催されていた小さな展覧会を偶然訪れ、私が好きそうだ、と思って、何も知らずにカードを買って来てプレゼントしてくれたのです。私は彼の作品が大好きですから、大喜びでした。
Aberystwyth は海辺の街で、大きな大学があるので有名です。見学を申し込むのに、まず会員登録をして、、、と手間でしたが、電子メールで問い合わせをしたのに、いっこうに返事なし。電話で問い合わせると、実際に図書館で本物を見るには、その場で申し込みをしろ、との事。行ってみて果たして再びの不都合があったのですが、結果としては見れました。額に入っていました。ガラス越しで、本物の紙を直接見れず、少し残念でしたが、約1時間弱堪能できました。写真は不可。スケッチを少しとりました。
不揃いだし、斜めだし、縦棒全部歪んでるし、色んな E や G が混ざっているし、スペーシングはばらばらだし、書き直してるところはあるし。
ローマで見た、石にふぞろいに稚拙な字を刻んであった石碑類と似て、不完全だけど、魅力がある。
背景は、紙にいったん下地を塗っています。それもスムーズに、でなく、薄い所や、濃い所、色が混ぜてありますが、その混ざり具合もまちまちです。ちょうど、雑に塗った家の壁や、またそれが自然にはげていった感じです。でもこれが、ただの紙に字がそのまま書いてあるだけだったら!全く違うものになっているに違いありません。
カードで見ていた時は、Calla Wallia... の方が好きだったのですが、実物を見ると、Pwy yw'r... の方が圧倒的な迫力がありました。まさに迫ってくる感じです。大きいのにも驚いたのですが、サイズの問題だけでない、見ていると、声が聞こえてきそうな、パワーです。言語が ウェールズ語とラテン語なので、内容が分かりません。でも見ていると、字が踊り出してきそうなスピード感もあります。どきどきしました。
後に売店で、Pwy yw'r... のポスターを買いました。解説が付いていて、それによると、アングルシー地方の詩人、Gruffudd Grug の 言葉で始まり、(ウエールズ語)おミサの終わりに司祭の唱える chant (唱和) で終わるそうです。声が聞こえてきそうな理由が少し分かりました。
ここまで自由に文字を踊らせるのに、どのくらい彼の中で、言葉と、字と、デザインやレイアウトの理解と消化のプロセスがあったのかな、とまだ少しどきどきしながら、夕焼けの海岸を友人と歩きました。
I went to visit my friend on holiday and she took me to Aberystwyth, Wales to see David Jones Art works in National Library of Wales.
She saw them at a small exhibition nearby where she lives, and bought me cards without knowing I'm a big fan of his works!
Aberystwyth is the pretty seaside town with big University. It took a while to get their system to apply viewing - cut long story short, we managed to the reading room with two big frames. It was a bit of shame that I could not see them without glass between me and the actual papers but still. No photo. I did take some sketches.
I knew the lettering would be all wonky, irregular, bad spacing and so on. They always remind me those inscriptions on stones I saw lot in Rome. Another thing was the background. He painted the whole paper to make look like some sort of unfinished painted walls. It would be completely looking different if he drew these letters straight onto plain papers!
I liked Cara Wallia... when I saw these cards my friend game me but I absolutely knocked out by Pwy yw'r... It was really powerful, quite loud as well almost you can hear the singing voice. Speedy too as the letters start dancing out from the frame.
It is by Welsh and Latin so I didn't know what it is about but when I bought a poster later, there are a piece of paper saying, starting with the quote of Gruffudd Grug who was Anglesey Poet of 14c and finished with Latin chant of the priests. I know now where the voices coming from.
I was walking on beach later thinking how much process was there, in his mind, about understanding the words, the lettering, layout etc and made them to dance and sing in his own way. And we enjoyed a beautiful sunset.
11/25/2012
We went to see ‘Calligraphy Today’ exhibition at Fitzwilliams Museum in Cambridge.
There are beautiful works by Herman and Gudrun Zapf, Frederick Marns. I loved the work by Hazel Dolby. Joan Pilsbury's italic book was a delight to see as always. But all and all, some of the works don't have the beauty in detail, struggle to see the author's intention. We happened to talk to a couple of visitors who doesn't have particular knowledge about calligraphy. They said they cannot see the point to make things difficult to read!
Why this is vertically lined.
Why this has all splashes all over.
Why this needs lots and lots of different, seems irrelevant styles each other.
Made us think a lot afterwards. I don't even like the front page of the catalogue. Individually they are beautiful. Just doesn't go together.
ケンブリッジで開催中の展覧会 ‘Calligraphy Today’ 見てきました。
ツアップ夫妻(特にグドルンさん)、フレデリック・マーンズのきれいなフロリッシュのカッパー、ジョアン・ピルスブリーのイタリック体の本など、見て美しいものもありました。私はヘイゼルの作品がとても彼女らしくて好きでした。しかし多くは、、題材に対しての考慮や意図、字体がよく分からないものが多くてがっかりでした。偶然に、見学の人と話す機会がありましたが、彼らはなぜわざと読みにくくするのか分からないと言っていました!全くその通り!!!なぜ、縦書きなのか、なぜしぶきがたくさん飛んでるのか、なぜ色んなたくさんの関係のなさそうな書体が入り交じっているのか、、、考えさせられました。
写真はカタログの表紙です。それぞれに素敵な字であるのに、間違った組み合わせ方だと思いませんか、、、。
There are beautiful works by Herman and Gudrun Zapf, Frederick Marns. I loved the work by Hazel Dolby. Joan Pilsbury's italic book was a delight to see as always. But all and all, some of the works don't have the beauty in detail, struggle to see the author's intention. We happened to talk to a couple of visitors who doesn't have particular knowledge about calligraphy. They said they cannot see the point to make things difficult to read!
Why this is vertically lined.
Why this has all splashes all over.
Why this needs lots and lots of different, seems irrelevant styles each other.
Made us think a lot afterwards. I don't even like the front page of the catalogue. Individually they are beautiful. Just doesn't go together.
ケンブリッジで開催中の展覧会 ‘Calligraphy Today’ 見てきました。
ツアップ夫妻(特にグドルンさん)、フレデリック・マーンズのきれいなフロリッシュのカッパー、ジョアン・ピルスブリーのイタリック体の本など、見て美しいものもありました。私はヘイゼルの作品がとても彼女らしくて好きでした。しかし多くは、、題材に対しての考慮や意図、字体がよく分からないものが多くてがっかりでした。偶然に、見学の人と話す機会がありましたが、彼らはなぜわざと読みにくくするのか分からないと言っていました!全くその通り!!!なぜ、縦書きなのか、なぜしぶきがたくさん飛んでるのか、なぜ色んなたくさんの関係のなさそうな書体が入り交じっているのか、、、考えさせられました。
写真はカタログの表紙です。それぞれに素敵な字であるのに、間違った組み合わせ方だと思いませんか、、、。
11/01/2012
10/27/2012
New Bond film Skyfall is on!
I was asked to produce a piece of art work from product designer back in Dec 2011. I was no special 007 film fan but was still excited. Art Department and Set Decoration section looked really cool with very creative, exciting ideas and designs!
It was for the Chinese bed room scene. He knew what he wants for the piece so it was not so hard for me to come up with some ideas. The character he wanted means ‘long happy life’. I added the popular poem on the sides.
Hardest was the size. It was 1m square. I bought papers to try in London and also Kyoto, Japan. In the end what he loved was the best paper from shop in Kyoto. It was white, thick and very high quality. Took a week to finish. And I'm happy with the result.
007の最新作であり23作目の スカイフォール公開!
2011年の12月に、中国(マカオ?)スタイルの寝室にかかる作品を作って欲しい、と依頼がありました。会って話を聞いたり、資料を見せてもらったりするために、パインウッド撮影所まで行きましたが、アート部門、セットデコレーションの部門には色んな資料があって、とてもエキサイティングでした。デザイナーの方は既に、私に書いて欲しい字を決めておられたので、それに基づいて4〜5アイデアを出し、各々の書体について説明した後に、デザインが決定。
何せ、1m四方と大きいので、ロンドンと日本へ帰国した際に紙をいろいろ買ってみて試しました。少しは紙に厚みもないといけない。結局、京都、寺町の紙司柿本さんという紙屋さんで買った高価な紙に決定。白くて、十分厚くて大きい。筆を置いた時に、すっと墨をいい感じで吸ってくれる感触が、ロンドンで買った紙と違いました。下書き、練習、レイアウトから清書まで1週間少し。映画を見に行って、見つけるのが楽しみです。
I was asked to produce a piece of art work from product designer back in Dec 2011. I was no special 007 film fan but was still excited. Art Department and Set Decoration section looked really cool with very creative, exciting ideas and designs!
It was for the Chinese bed room scene. He knew what he wants for the piece so it was not so hard for me to come up with some ideas. The character he wanted means ‘long happy life’. I added the popular poem on the sides.
Hardest was the size. It was 1m square. I bought papers to try in London and also Kyoto, Japan. In the end what he loved was the best paper from shop in Kyoto. It was white, thick and very high quality. Took a week to finish. And I'm happy with the result.
007の最新作であり23作目の スカイフォール公開!
2011年の12月に、中国(マカオ?)スタイルの寝室にかかる作品を作って欲しい、と依頼がありました。会って話を聞いたり、資料を見せてもらったりするために、パインウッド撮影所まで行きましたが、アート部門、セットデコレーションの部門には色んな資料があって、とてもエキサイティングでした。デザイナーの方は既に、私に書いて欲しい字を決めておられたので、それに基づいて4〜5アイデアを出し、各々の書体について説明した後に、デザインが決定。
何せ、1m四方と大きいので、ロンドンと日本へ帰国した際に紙をいろいろ買ってみて試しました。少しは紙に厚みもないといけない。結局、京都、寺町の紙司柿本さんという紙屋さんで買った高価な紙に決定。白くて、十分厚くて大きい。筆を置いた時に、すっと墨をいい感じで吸ってくれる感触が、ロンドンで買った紙と違いました。下書き、練習、レイアウトから清書まで1週間少し。映画を見に行って、見つけるのが楽しみです。
10/17/2012
St John's Bible の話を、Donald Jackson が Letter Exchange で話したのを聞いてきました。普段なかなかいっぱいにならない聴講席が補助椅子も出ても座りきれないほど大盛況で、私は階段の上でした。
http://www.letterexchange.org/about-us/events/lx-lecture-donald-jackson-lettering-artist.html
どういう風にプロジェクトと関わったか、というのがメインテーマでした。
全体として何度も言っていたのが、context という単語。文脈、という風にも取れますが、おそらく文章との関わり方、という意味で言ってた気がします。あなたも、私も、この世界全体が何らかの形での関わり方である。自分の「肌の下」に入ってくるくらい、感じること。
また他に印象に残ったのは、完璧でなくて良い、ということでした。その時の勢いとか、ノリとかが、出ちゃうんだ、でもそれでいいんだ、という風に。
それを聞いて思い出したのは、先日読んだ、石彫りの Tom Perkins が、Jack Trowbridge にインタビューしていた記事にも似たような言葉がありました。石に彫る前に下書きをするのを、正確すぎない方が良い、ということを師の David Kindersley と、John Skelton が異口同音で似た意味の事を言ってたらしいです。
自分の「肌の下」にまで入ってくるまで感じられるくらい、仕事の受けてからの時間があるのか、そういう仕事が来るのかなあということと、ぎちぎちに書かないで、自分の勢いをふっと出した時にそれが良いものであれば、出してもいいんだろうなあと思いました。
I was at Queen's Square to hear Donald Jackson talked about St John's Bible project. It was packed with calligraphers all over UK.
Main point was how he connected to this project. Often he used the word ‘context’ which I think he meant how he (we) connected to the subjects. You're a part of it, they are also a part of it, he said. Feel it under your skin.
Another thing he said was it doesn't need to be perfect or precise. Sometimes you can see or feel the scribe's tension, his playfulness, and that's fine. Isn't that the whole point of making something by hands?
That reminds me that I read the interview article between Tom Perkins and Jack Trowbridge (in Forum 24) and they said their masters David Kindersley or John Skelton said the similar thing - they wouldn't want to have it too precise.
I wish I could have enough time to subject sinking into under my skin, wish to take such kind of commissions, and also, I have to be confident enough to let myself go. Maybe I'll have another thoughts later, but tonight.
10/12/2012
I was at St Bride's Library to help setting up SLLA exhibition this afternoon. With a bit of struggle to nail things, making everything straight, it looks lovely in the end.
セントブライズにて、SLLA の作品展の搬入のお手伝いをしてきました。良い意味でバラエティに富む内容です。四角のものをまっすぐに設置するのは難しい、、、。
Afterwards, when I putting tools and bubble wraps into the cupboard next to the room, I just noticed the shelves I was putting things are actually filled with letter press printing fonts,,, Of course we are in St Bride's. No surprise there.
片付けをし、期間中に置いておくものを、隣接の物置小部屋に移していた時に、ふと気が付きました。棚がほぼ全部、活版印刷の活字でいっぱい、、、。セントブライズですから。
Some says Baskerville Greek. Some says Sanskrit. aw...
思いがけずに宝物庫に入った気分でした。
セントブライズにて、SLLA の作品展の搬入のお手伝いをしてきました。良い意味でバラエティに富む内容です。四角のものをまっすぐに設置するのは難しい、、、。
Afterwards, when I putting tools and bubble wraps into the cupboard next to the room, I just noticed the shelves I was putting things are actually filled with letter press printing fonts,,, Of course we are in St Bride's. No surprise there.
片付けをし、期間中に置いておくものを、隣接の物置小部屋に移していた時に、ふと気が付きました。棚がほぼ全部、活版印刷の活字でいっぱい、、、。セントブライズですから。
Some says Baskerville Greek. Some says Sanskrit. aw...
思いがけずに宝物庫に入った気分でした。
10/10/2012
Also coming up is SSI AGM.
http://www.calligraphyonline.org/Pages/agm.html
I'm looking forward to attend the lecture, meeting people but also to hear the good news of newly elected Fellow.... Can't wait.
SSI の定例ミィーティングが、来る13日(土)にあります。レクチャーも楽しみですが、新しくフェローになる選考会があり、良いニュースが待ちきれません。
http://www.calligraphyonline.org/Pages/agm.html
I'm looking forward to attend the lecture, meeting people but also to hear the good news of newly elected Fellow.... Can't wait.
SSI の定例ミィーティングが、来る13日(土)にあります。レクチャーも楽しみですが、新しくフェローになる選考会があり、良いニュースが待ちきれません。
10/08/2012
South London Lettering Association の 定例展示会に出展します。
10月15日から26日まで、St Bride's Printing Library です。
4作品のうち、日本のかなが1つ、行書が1つ、先日終了したばかりの SSI 主催の ATS コース中の作成したもの1つ、最後が下記の写真のものです。
http://www.slla.co.uk/exhibition.htm
SLLA annual exhibition at St Bride's Printing Library.
Two traditional Japanese calligraphy, the other one is from ATS course which I just finished. And this.
10月15日から26日まで、St Bride's Printing Library です。
4作品のうち、日本のかなが1つ、行書が1つ、先日終了したばかりの SSI 主催の ATS コース中の作成したもの1つ、最後が下記の写真のものです。
http://www.slla.co.uk/exhibition.htm
SLLA annual exhibition at St Bride's Printing Library.
Two traditional Japanese calligraphy, the other one is from ATS course which I just finished. And this.
introduction
つくしデザインはEmi Sato Gordon と Keiko Shimoda による共同サイトです。今回、そのうちのお習字とカリグラフィーサービスの部分を抜き出して、違うサイトを作りました。ロンドンでの仕事を拡げるためです。
www.j-wcalligraphy.co.uk
それと並行して、ブログも再開することにしました。
映画の仕事をしていた 2011年に書いていましたが、映画の公開まで閉めることにしました。今回は色んな仕事のニュースも合わせて書いていきたいと思います。
Tsukusi Design is the website that run by Emi Sato Gordon and Keiko Shimoda. Keiko made new site called www.j-wcalligraphy.co.uk this time - this is the extracted version to make more opportunities for working in London.
Now I begin writing this to let you know latest news and topics like exhibitions.
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